「ポジティブな気持ちでコミュニケーションする大切さ」

JHNでは朝礼で従業員による1分間メッセージ「モーニングメッセージ」を発表しています。テーマは「チームの絆を創る20の鏡」。素晴らしい話が発表されますので、その一部を抜粋し、紹介させていただきます。

「13)ポジティブな気持ちでコミュニケーションしています」

ジョブコーチ M・Tさん

先日のテレビ番組で、アップル創業者・スティーブジョブズが取り上げられていました。

 彼の厳しすぎる仕事ぶりは有名だったようですが、理不尽ともいえるやり方にしっかりとついていった部下たちはジョブズのことを「部下に自ら考えさせる天才だった」と語っているそうです。

 わかりにくいジョブズのメッセージをどう読み解くか、もう少し解りやすく説明してくれたらいいのに…というゲストからの意見もありましたが、先程の部下のようにそのやり方をポジティブにとらえることができると「天才だった」といった言葉に変わるのでしょう。冷酷な人間という見方も「強い意志・闘争心・戦闘能力」という見方に変換できていたようです。

ほんの少し視点を変えると、ネガティブな捉え方も前向きに変えることができ進化する。ジョブズの周りにはこのような考えを持った人たちが多かったようです。

 また、ジョブズは強いメッセージを伝える時に、相手をよく見て、この人にはどのような言葉が届くのかその言葉を選ぶのが大変上手かったようです。言葉自体に良い言葉、価値ある言葉などありませんが、その相手との関係性を踏まえて選んだ言葉は「意味ある言葉・響く言葉」に変わります。言われた方の受け止め方を考え、相手の心に届く言葉を選ぶ、これはいかなる場面でも常に意識したいコミュニケーション方法です。

 「考えさせる伝え方」「ストレートに響く言葉」コミュニケーションの方法は色々あります。今後苦手意識のある方には、少し視点を変え、相手に響くポジティブなコミュニケーションを意識していきたいと思います。

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Tさん、ありがとうございました。